BELTONE PIANO ベルトーンピアノです。
前回のベルトーンはグランドピアノでしたが、今回はアップライトピアノです。ベルトーンのマークってライオンが吠えているんですかね。よくわかりませんが。この内部の画像と下前パネルの裏側をよく見てください。綺麗な仕上がりです。素人の目には触れない内部と裏側ですよ。Y社・K社なら黒く塗って終わりです。
こうして、人の目に触れないところまで手を抜かない姿勢が素晴らしい。50年近く経過していますが、これより新しいY社・K社より、ずっと綺麗な音色のピアノです。
---------------------------------------------------------
高木のコメント
この家の奥様には、「廃棄処分するなら、ボクに下さい」と声をかけてあり、いずれ高木のホームページに、「オーバーホールしました」と掲載されるときがくるかもしれません。外側の塗料は、「カシュー」といって天然樹脂ですが、漆の代わりに使われている塗料です。年数が経つと、どうしても劣化がありますから、塗料を剥がして木目のピアノに…。当然でしょ、内部や裏側がこんなに綺麗な材料を使っていますから、きっと表側は、どれだけ素晴らしいか。
高木ピアノサービス
http://www.takagi-piano.com
この記事へのコメント
コメントをありがとうございます。
一時期、緑色がかかった濃いこげ茶色のピアノがヤマハやディアパソンにもあります。多分そんな色だと思いますが違いますか?
当時、ピアノの塗装が天然塗料だったために、経年変化で塗膜にひび割れを起こします。古い塗料を剥し新しく塗りなおせば、また綺麗になります。全塗装のため、少々お値段がかかりますが…。金額については塗料の種類やピアノの大きさなど、また、仕上がりの程度によってお値段が変わります。
詳しい金額については、ホームページの問い合わせメールよりご質問下さい。
先ずはピアノ貯金からですね~。お願い出来るくらいになったら、またホームページに寄らせていただきます。お忙しいのにありががとうございました。
〉エンジがかっていた記憶
そうですか、するとダークマホガニーの色だったかもしれませんね。
前回書き忘れましたが、通常のピアノ磨きや家具磨きでは有機溶剤が入っているために天然塗料を溶かします。(表面がムラになります)基本は柔らかい布(毛足の長いネル素材)のカラ拭きです。また、天然塗料専用のクリーナーがありますが、劣化してからではあまり効果がありません。
実は実家にベルトーンのアップライトがあります。調律は20年はしてません。ペダルは2つだけです。素人では中の状態もよくわかりません。中古だとかなり安くなってしまうようです。まだ業者の方にみてもらっていませんが、見てもらうことを考えています。個人的なご意見をおうかがいしたいのですが、いくらだったら修理するかちありそうですか?長らく持っているものだからという愛着を除いたら、新品のアップライトをかったほうがいいのか迷っています。
コメントをありがとうございます。もう少し詳しい事情をお聞きする方が良さそうです。高木のホームページから入って頂いて、画面の一番上「お問合せ」から、今一度、メールを下さい。